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2008年6月17日

●"ザ・シェフリンク"第79弾!おしどり若夫婦が力を合わせていい味出してます!!~神戸 栄町通 チャイナ カフェ「明楓」

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フランス料理の「モンテ」滑浦シェフおすすめ!
ザ・シェフリンク79軒目のお店は!チャイナ カフェ「明楓」!!
いや~・・・これは教えてもらわなければ分からない(><; まさに隠れ家にして本格中華のお店!!

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地下鉄みなと元町駅を出てすぐ南!でも・・・あたりは古ぼけたピル、ビル、・・・あ('。')ポートタワーがチラッと見えました。
キョロキョロしておりますとなんと足元に「明楓」と書かれた木の看板が・・・。ここかな~(・。・?・・・階段を上ってゆきます!うわぉー!家庭的で落ち着いた安らぎの空間が・・・。
ビニール越しに横山シェフとマダムの姿。

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ええ!?これっていつの写真なんですか?
「これは130年前の上海の様子です」
すごいでしょ~という感じでニコッと横山シェフ。ひぇ~ほんとに!!と驚くワタクシ。
街角、人力車の交通渋滞ですよ(><; 当時の上海は世界でもトップレベルの賑わいだったんでしょうね!!

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ワタシのテーブルと、さっそく用意されたお茶。

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これは中国は河南省出身のマダム特製、お花のお茶(*^。^*)
すがすがしい甘い香り~。

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「これが陳皮・・・みかんの皮です。そして白菊、野性の百合。このピンクのはバラ。下に沈んでるこれはサンザシ。胃に優しいので食事の前に飲んでも大丈夫です。そして玫瑰茄(めいぐいちぇ)肝臓にいいお茶です。で、これはクチナシ」
マダムが一つ一つ説明してくれました。それにしても綺麗なお茶ですね~。
「口に入れるものですから御茶屋さん任せにしたくないので、自分で中国に買いに行きます。特に花のお茶は雨の量によって味が変わってしまうので、これはいらない、これはいるっていつも変わります。
9月にまたお茶を買いに行くので、メニューも変わります」

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甘くって苦くって爽やかなお茶です。この甘みは何ですか?花の蜜?
「それはサンザシの甘みです」
顔の周りを花に包まれたような・・・いい~気分になってきましたよ(~。~)

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綺麗な人ですねー。
「これは1920年代のポスターです。当時のファッションは服や靴、髪型一つとっても今よりもずっとおしゃれなんですよ」
とマダム。

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マダムとお茶談義しているとさっそく出てきました。
蒸しレンコダイ。
天然鯛の姿蒸しを一人で(><;ってムリなので横山シェフ、ワタシのためにレンコダイを使って特製お一人さま用蒸し魚を作ってくださいました(^O^)/鯛の姿蒸し、ミニュチュア版です。かっわいいー(^◇^)
お皿にまで魚の目がついてます~!

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アップで失礼いたします。
上にはネギと香菜、そして生姜が乗っています。

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身をほぐして・・・小皿にとり、野菜を乗せてスプーンでタレをかけます。

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あっさりとしたお味付けにふっくらとした身。ネギとかすかな生姜がシャリシャリと歯ごたえに変化を与えて・・・お~いしー(^◇^)V

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そしてこれは黒板メニューから・・・蓮根の挟み揚げ豆豉(とうちー)炒め。
豆豉というのは中国の調味料で、大豆の醤油漬けのこと。日本で言えば東京の浜納豆に似たものだそうです。
黒く粒々見えているのが、大豆です!
かなりの人気メニューで、わざわざ電話で「今日、蓮根ある?」と確かめてから来るお客さんも・・・。

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上に乗った目にも鮮やかなパプリカと胡瓜がみずみずしい~(^。^)V

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そして一口!もっちり、サクッ!(◎。◎) うおー美味しいよ~☆
お箸がムニョンと挟み揚げに埋まっているのが見えますか!?まるで安倍川餅みたいに衣がモチモチなんです!だからもちっとした直後に蓮根のサクッが続くわけ。
横山シェフが衣の粉の調合に工夫を凝らして、こ~んな挟み揚げができちゃいました。
そこに豆豉の旨味が加わってさらに中身は鶏ミンチに生姜、ネギ、人参に筍!生姜と豆豉の組み合わせが効いてます。

ただし同じ蓮根でも、中に海鮮を入れると味付けはまったく違うものにするそうです。それも気になる(><;

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ご飯は砂鍋焼きご飯のチャーシューと目玉焼き乗せ。アッツアツです(><;

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中国では生の玉子を食べないので、まず鍋が焼けている間に玉子の黄身をつぶしてご飯にからめます。

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こんな感じ~♪ あれ(・。・)チャーシューがすごく自然で優しいお味・・・
「これは自家製チャーシューです」
化学調味料の味がしませんね。
「化学調味料だけじゃなくって悪い油も使いません。私はそういうのを食べるとすぐに蕁麻疹ができるんです」
とマダム。
「だから外で食べられるお店も限られています」
へ~(◎。◎)それですべてのお料理が優しくって体に馴染むお味なんだ~☆

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そしてこれが絶対はずせない、フランス料理「モンテ」イチオシ!!マンゴープリン。
真ん中にココナッツ。半分に練乳がかかっていて・・・ん!黄色い色とか付けてないんですね。
「んん~(><)」
とマダム、そんな色つけたのなんてイヤ~ンとジェスチャー(^◇^)/

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中にはマンゴーの果肉がたっぷり。
マンゴーの味がして口当たりがプリン。そんな本来あるべきマンゴープリンです。
カフェタイムに花茶とマンゴープリンでおしゃべり、っていうのも幸せだろうな~(~。~)

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いつも2人なので2人で一緒にいないと緊張しちゃうという可愛いマダムと、穏やかで優しい横山 博康シェフ。
幸せなお2人の作り出す中華料理とお茶とデザート!!最高に美味しかったです\(^◇^)/

ところで横山シェフがおすすめの美味しいお店、お教えください!
「◎△□×~'●です~」
わっかりましたー!それでは次なるワタクシのミッションは→→→「「◎△□×~'●」で~す!!
のはずでしたが、行ってみると神戸っ子ゴハン的にボツだったので(><; 今、次を考えてもらっていま~す。

決まりました~\(^◇^)/生田ロードに面した「老上海」上海料理のお店で~す。
「明楓」のマダムが食べても蕁麻疹が出なかったので、これは期待できるぞ~(^O^)V

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は~美味しかった。見逃しかけた看板、夜になるほうが分かりやすいですね。
この近くに会社のある人。よかったですねー。私も気になるメニューまだまだ発見しましたので、すぐにでも食べに来ちゃいますよ、きっと!

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明楓
住所 神戸市中央区栄町通5-1-1 サンシティー栄町2F
TEL 078(341)5306
定休日 不定休
営業時間 11:30~20:30(L.O)
      ランチ→11:30~14:30(L.O)
      カフェ→14:30~17:30(L.O)
      ディナー→17:30~20:30(L.O)
☆手書きメニューは季節や仕入れで変わることがあります。
ランチメニュー♪♪
カフェ タイム♪♪
ディナー メニュー 涼菜スープ 肉料理肉料理海鮮料理豆腐 野菜料理点心主食主食黒板メニュー♪♪
お酒お酒 ソフトドリンク
夏季限定 お茶のメニュー花茶花茶
デザートデザート♪♪

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コメント

ここ気になっていたんですよ~
ホンワカした感じで良さそうですねっ!
おひとり様用蒸し魚・・・
なんと贅沢なんでしょう!!!
美味しそうです~!(^^)!

☆ヒカルさん

さっすが!すでにご存知だったとは。
メニューにないような気もしましたが、私が一人で行ったものだから・・・横山シェフが
「普通は2人前かそれ以上でないとできないんですけれど、ちょうどレンコダイがありますので蒸し魚しましょうか?」
って、即作ってくださったんです。
お皿もお魚で目までついちゃって(^◇^)V
美味しかったです~。

神戸の中華は好みの店がわりとあるので、こちらも行ってみたいです~(o゜◇゜)ノ

☆takさん

ここの中華は毎日でも飽きずに食べられそうですよ~(^◇^)/
中国のことわざに「自然の味が一番美味しい」・・・というのがあるとマダムが教えてくださいましたが、まさに素材の味を活かした体に負担のない中華でした~☆
ぜひ行ってみてみてみて~\(^O^)/

体の隅々まで浄化されそうなお茶ですね。
綺麗な花が沢山見えます。
私的には砂鍋焼きご飯が一番目に付きました。
このご飯は味付けはされているのでしょうか?
玉子好きの私にはたまらない一品です。
これからもいい記事見せてくださいね!
では失礼します。

中国料理で一番うまいごちそうは何?と聞かれたら、やっぱり
魚の蒸し物かもしれませんねぇ~。しかもレンコダイはうまい!
関東では「キダイ」と呼ばれることが多くて存在感はイマイチ
なのが悔しいです。

チャーシュー&目玉焼き丼は、ロコモコのチャイナスタイル
みたいで美味しそうですね~。これ、ぜひ流行らせましょう♪

☆余談1: 花茶、ステキですね。私はポプリにお湯をかけたら
ハーブティーになると信じてました・・・

☆余談2: 私が一番好きなカクテルは「シャンハイ」といいます・・・♪

☆やじきたさん

このあと、そこはかとなくいい香りに包まれたような気がしてずっと気分がよかったですよ(^◇^)V
砂鍋焼きご飯は白米です。で上に具を乗せて鍋ごと焼くという、あっさりとした飽きの来ない料理です。
ここのは目玉焼きが本当に綺麗で、つぶしちゃうのが惜しいくらいでした(><

☆つきじろうさん

な~るほど!そういえば日本料理で魚を蒸すというのはあまり聞かないですね。
レンコダイ。そう。こちらではそこそこ人気ですが↓そんなに黄色くないですよね(・。・?
http://www.kobekko-gohan.jp/2007/05/24.html

ロコモコって何!?って調べちゃいましたよ(><)ハワイの料理なんですね~。
中国のどの地方か聞き逃しましたが家庭料理みたいです。流行らせましょう~\(^O^)/・・ってどうやって?

☆余談1: で、つきじろうさんはそれを飲んだのでしょうか(><;オソロシヤ~

☆余談2: シャンとしてハイ!っと大きな声でお返事ができるようになるカクテルでしょうか?それとも「上海帰りのリル」をトツジョ歌いたくなる・・・

花茶の中身に驚きました(@ー@)、野生のゆりまで入るのですね!サンザシもお茶に入ってるなんて!とってもこだわりのあるお店ですね。お料理も見事!砂鍋(でしたよね?)っていうのが、何者なのか分からないですが、ビビンバの石鍋に替わるものなのかしら(ビビンバは韓国のものですが・・・)
蒸し鯛のお皿のお目目、キュートですね

☆kn_derさん

花茶!お花畑みたいでしょ~♪
マダムが中国の御茶屋さんで4日かけて吟味したものです(^。^)V お湯を注いでから、1分・・・2分・・・3分・・・と味の変化を見て、お茶の飲みすぎでお腹がカブガブになっちゃったら散歩して・・・気がつくと4日間、食事を取ってなかったって(><;そりゃ、食べられないですよ~!

砂鍋焼きご飯の中国名は、保の下に火の付いた漢字に仔飯という料理です。油も使わずつぼ焼きっぽいのでビピンバとはどうも別物のようです。

蒸し鯛・・・かわいかったです~(^◇^)/

お花のお茶、まるでフルーツパンチみたいです。
おひとりさま用のレンコダイの姿蒸しもかわいいですね。
若狭の小鯛ささ漬けが連子鯛でしたよね。

ホントは神戸っ子ゴハン的にボツだったので
のあたりも気になります(^^;;

☆ロレンスさん

フルーツパンチ!懐かしいですね~。
最近あまり見ないような・・。
うちの母上殿はフルーツポンチと呼んでました~(><;

>若狭の小鯛ささ漬け
おもわず調べてしまいました(><; 贈答品のようですね。そっかー、こういうのがあるんですね!

ホームズ君・・・いやロレンス閣下。フルーツパンチよりもささ漬けよりも気になることが、あるとな?フッフッフッフ・・・諜報部員を放って調べてみるかね?
マンゴープリンの可視化のほうに興味が湧くかと思ったのじゃが・・・・ゴホゴホゴホ。

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