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2008年3月14日

●“ザ・シェフリンク”第64弾!緑に包まれて木のテーブルで食す季節の極上野菜~芦屋 イタリアン「ラ・フォーリア」

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野菜図鑑とイタリアの料理本とイタリア語辞書に首っ引き。そんな浅井卓司シェフは苦楽園→「イ・ヴェンティチェッリ」のオーナー。そして卓司シェフが最も信頼を寄せているのは芦屋のイタリアン→「ラ・フォーリア」の浅井信之シェフ。
なんと二人は双子の兄弟。しかもそれぞれイタリアンのオーナーシェフ!!

こんなことって~(@@;・・・あったんですね!!(・。-V 

ザ・シェフリンク64軒目のお店。芦屋は→「ラ・フォーリア」に、少しだけ早く訪れた春の陽気の中お伺いしてまいりました~♪

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お店は阪神芦屋駅に程近いビルの3階。ところが店内に一歩足を踏み入れるや(●O●; 目の覚めるような緑鮮やかな樹々!!
このトリックはいったい何(・。・?と誰もが驚いても仕方ありません。単なる偶然が・・・北側のお屋敷の楠木が覆い茂っているというだけの理由が、この窓をこんなにも美しいものにしてしまったんです。

浅井信之シェフはこの樹々の美しさのために、お店を「ラ・フォーリア」と名づけました。そして・・・アフリカのサガナという木の一枚板で長いテーブルを作り、窓の外の葉っぱの“幹”ということにしました。

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あ~・・・なんてロマンティックな(~。~)・・・(◎。◎)あ!ご紹介いたします。浅井信之シェフです。ご本人曰く、弟さんの卓司シェフより体育会系なのだそうです。

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一枚板の長いテーブルに用意されたワタクシの席。オーダーしたのは、これ→PranzoC~☆毎日変わるメニューです。

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前菜がやってきました!ブレザオーラ、珍しい牛肉のハム。イタリア北部のロンバルディア州の郷土料理です。牛肉を塩漬けにし、風を当てて少し乾燥。あとは・・・煮詰めて濃くした赤ワインにしっかり揉んで漬け込んだそうです。
ハムの下は土佐香美トマト。果肉の歯ごたえがいいですね~(^。^) 酸味もあり、なんとも魅力的なトマトです。さらに、生で食べることのできる九州のばってん茄子。しっとり密度のある肉質。まるで果物みたい♪
お皿の周りはパッキーノというパウダー状のトマト!なめてみるとしっかりトマトの味で~す(・。・)ふっしぎ~☆ 黒トリュフを惜しげもなくトッピング!

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ブレザオーラに、えんどう豆のムースとサラダかぶらを乗せて・・・牛肉なのにハムが硬くなってはいません。ほどよい塩加減に柔らかなムース。かぶらがシャリシャリとして、美味し~(^O^)/

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サービスの井上 崇司さんです。お料理の作り方から何から何まで、ぜ~んぶ教えてくださいました~(・。・V 「イ・ヴェンティチェッリ」では大嶋さんがそうでしたが、ここでは井上さんにお料理からワインまで何でも尋ねることができますよ~。だから・・・シェフが厨房で忙しくっても大丈夫!!

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Monti lblei・・・シチリアのがっしりとしたオリーブオイルです。

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フォカッチャ~\(^◇^)/すごくキメが細か~い。かなりしっかりと練りこむそうです。なんだか体育会系の意味が分かってきたような気がします(><)

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このフォカッチャにはこのオリーブオイルですね!時間がたつと少し青っぽさが出てきましたが、あとくちのスッキリしたオイルです。フォカッチャ2つも食べちゃいました(><)

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壁のくぼみにはお茶目なブリキのボトルカバー。よく見ると可愛いです。

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パスタは自家製のフェトチーネ。生ハムをカラッと上から火で炙って・・・福岡産の筍と共に。パルメジャーノをみごとに削って・・・

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玉子、かき混ぜま~す(^◇^)かなり濃厚ですね(・。・)

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うわっフェットチーネ、さすがモッチモチ!生ハムの塩気とみずみずしい筍。んん~ん、玉子の黄身!力作だな~!!

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お昼ですがワインがどんどん出てゆきます(^。^;

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いっぱい、空瓶が並んでる~(’’)

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メインは淡路産の活穴子を帆立に巻いたインボルティーニ。今朝、生きたのを店で腹開きにしたそうです。あ~、見たかった(^O^)
下には長野から4種類のキノコ。初雪茸、あわび茸、生なめこ、そして赤えのきです。それをスープ仕立てに・・・

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なんだかすごくいい感じ~

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うわ(◎。◎; この穴子、まさにさばきたて!肉が盛り上がってプリプリしています。
ん~~!みずみずしくって美味し~!!キノコのいい香り・・・あ、酸っぱい味もするぞ~・・

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・・・これ!粘りがあって酸っぱい自家製のドライトマトが隠れてます。そして上に乗っているのはお米の形のをしたパスタ!!これとキノコが一緒になってスープにトロミが出てるんですね、きっと(^O^)

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ここらでお客さんは一回転半。井上さんはさっきから宙を飛ぶほどの忙しさです(><)

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ロマーノ レヴィさんのグラッパを発見。どこで手に入れたのか、あとで聞こうと思っていて忘れちゃいました。一度、この醸造所に行ってみたいな~(~。~)

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デザート。
ガトーショコラの上に焼豆腐のように乗っているのは、シブーストクリームを凍らせて焼いたもの。そしてえんどう豆のジェラートです。

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う~ん。フワフワしてこうばし~い\(^◇^)

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ガトーショコラもいい感じにしっとり~。

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コーヒーでまったり~(-。-)満足・・・満足・・・
ところで浅井シェフ!シェフがおすすめのお店をお聞かせください(●。●)
「逆瀬川にあるエルベッタというお店です。岡尾さんというシェフで、30代前半のシェフの中で一番だと思います。調理が上手いんやなくて、料理が上手です。
イタリアのプーリアで修行して、料理に根本があるんですわ。独創的な料理を作っても、あ、これはアレを基本にしてるなって分かるんです。ナンチャッテじゃないんですよ」

おおー(◎。◎)なんと説得力のある紹介!!楽しみになってきました。
ではワタクシの次なるミッションは宝塚は逆瀬川の→→→「オステリア・エルベッタ」(・。-Vひゃ~(><)

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あ゛ーー!浅井シェフ!!めちゃくちゃ美味しかったです。また来させてください。ごちそうさまでした~(^O^)/

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ラ・フォーリア
住所 芦屋市公光町9-3 izaビル3F
TEL 0797(23)8887
営業時間 11:00~14:30(L.O)
       17:30~21:30(L.O)
定休日 月曜日(祝日のときは翌日)

PranzoC・・・2,940円
お昼の飲み物メニュ~

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コメント

日本に帰ってきたら、もうタケノコの季節!
やはり、料理人の世界では季節の素材を早め早めに出して
くれるんだなぁ。
アナゴうまそ~♪、これをさばく光景を私もぜひ見てみたい
ですね。和食の世界だとウナギ・アナゴは背開き腹開きの
包丁が大きさ・形ともぜんぜん違うのでビックリなんですが
西洋料理の世界ではどうなってるのか興味シンシン☆

☆つきじろうさん

ショーウインドウも春真っ盛り~☆レストランも季節先取りですね。この筍が福岡産なのは京都がまだ解禁じゃないので・・・と言っておられました!

この穴子は、鎌倉水産で活けを目の前でさばいてもらったときと同じ味がしましたよ(◎。◎)活けの場合、ヌメリを取りすぎないのもポイントでしょうか?新鮮な穴子独特の鉄っぽいような味を含んでいてそれが美味しいんですよ~☆しかもキノコのふくいくたる香り!ドライトマトの酸味!うむむむむ・・・・(><)

あ、西洋料理の世界では何でさばいてるんだろ~(・。・?

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