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2007年9月25日

●“ザ・シェフリンク”第44弾!由布院の新鮮地鶏を大胆にも一羽買い~神戸・加納町 地鶏「美禄庵」

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ザ・シェフリンク 第44番目のお店。
かのごちそうや「以蔵」の西川さんをして「あの焼鳥屋は鶏肉に凝っている」と言わしめた!神戸は加納町、地鶏「美禄庵」です。
さて、鶏肉にどう凝っているのか・・・楽しみにやってまいりました。

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お!こざっぱりとしたいい雰囲気ですね。

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中も白木で統一されて・・・JAZZが静かに流れています。

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全体を見渡せる一番端の座席をGET~☆
モンシロチョウの形をした箸置きがステキです。オーナーの妹さんのチョイスだとか・・・。さすが、センスいいですね。去年の11月にオープンしました。お店のロゴの下にも蝶のマークが付いています♪

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ウエルカムドリンク。「夏のミカン」です。ものすごく濃いです。ノンアルコールですが、ジンにも似た苦味と爽やかな酸味。これはお料理期待できますね。

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「きゃー。可愛い!!」
思わず大声出しちゃいました。しとやかな着物を着た女の子がサーヴしてくれます。

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つきだし。
皮付きのもも焼とダダ茶豆。

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西川さんの言っていた「鶏に凝ってる」とはさてどういう意味なんだ?
あれー?食べたことない鶏の味だぞ。うむむむぅ???
いわばこれば鶏の世界のアスリートのもも。つまり柔らかくはない・・・けれど決して!ここポイント。決して!!ひね鶏のそれではない。皮もたるんでなくて、ビシッ!噛めば噛むほどに鶏の旨味がジワー。

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まずは「地鶏の刺身」をオーダー。もうこうなれば鶏チェックです。
上から時計回りに「もものたたき」「むね肉の昆布〆」「きも」そして「むね肉」です。

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まずは「きも」から。ごま油で・・・。この健康的な色艶、見てくださいよ~。綺麗なものですね。味も淡白で上品です。

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そして「むね肉」玉葱のスライスと共に。たたきじゃないんですよ!刺身ですよ。透き通るように美しい~。
プリンとしつつも繊細な噛み応えが・・・。
ちなみに「むね肉の昆布〆」。昆布の粘り気が良く染み込んでお餅みたい♪ぽん酢でいただきました~。

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「もものたたき」はセロリのスライスで・・・。う~む。たたきにしているのは単に皮を生で食べても美味しくないからというだけの理由で・・・もも肉の部分は刺身同様。旨味がじわ~(^O^)

どれもこれも、ものすごく新鮮なのがわかります。

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・・・・・な、何が始まるんだ??(^◇^)と思われた方!まあ、じっくりとモナリザの微笑を浮かべる女の子のお手前を拝見いたしましょう。まずは、炭入れの儀。

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熾った炭の籠に持ち手をつけて慎重にカウンターの中に沈めます。

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さらにもう1つ・・・。
つまりこのお店は!自分で焼鶏を焼いて楽しむお店なのでーす\(^O^)/

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「地鶏の焼き盛り」
鶏肉は大分は由布院のとある養鶏所からの1羽買い。美しい自然の中で走り回って育った地鶏です。ただし他の野鳥と接触しないようにフェンスの張られた場所でですけれどもね。
焼鶏用のこの肉もすべて生で食べることのできる鮮度です。
酢橘の上から時計回りに・・・「皮」「もも」「むね」「つくね」「ずり」「心臓」「きも」。こんな赤い「もも」!見たことありますか!!それにルビー色の「ずり」。
そりゃぁ少々いいお店に行けばいい鶏肉は赤いですが、ここまで元気イッパイなのははじめてです。

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「まずは、私が焼いてみます」
モナリザの女の子は、お手本の焼き方を教えてくれました・・・

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・・・・こんな感じ。

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どうして「皮」の上で「つくね」を転がすんですか?
「こうすると皮の脂でつくねが美味しくなります」
そして・・・モナリザの微笑み。こんな調子で、時間も早かったせいか他に客もおらず・・・。オシャベリなんかしながらケッキョク彼女に全部焼いてもらっちゃいました!ワハ。

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お味付けは・・・荒塩・藻塩・山椒のきいた黒七味・ゆず胡椒。
黒七味というのは黒ごま、山椒、けしの実、唐辛子など7種類の薬味を混ぜたものです。他にゆず七味もあって、それを塩に入れて食べるのが好きな人も多いそうです。ところがワタクシは・・・

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色々付けてみましたが、藻塩が一番でした♪
これは「心臓」。プリンプリンの美味しさです。

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「ずり」。荒塩にゆず七味を入れたのをつけようかな~・・・でもやっぱり藻塩!あら?この「ずり」、見かけによらず硬くないですね。

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ももももじお~~。

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かわももじお~~。あん、もじおラブ。

この「地鶏の焼き盛り」は1人前とは書いてあるのですが二人でオーダーされる方も多くて、足りない分は追加オーダーするようになっています。・・・ってことは、ワタクシかなりもう食べ過ぎて苦しかったのですが美味しいものは入りますね~。

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玉葱は・・・タレですね。

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トウモロコシも・・・。

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店長で日本料理の料理人、石原敦さんです。毎日おしながきを手書きで、一品料理も作ってます。恥ずかしがり屋さんですけれど・・・(^O^)

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最後に「地鶏茶づけ」をいただきました。茶づけと言ってもお茶は入っていなくて、地鶏からじっくりと時間をかけてとったスープです。それをお茶漬けのように海苔や梅、あられと共に・・・

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しば漬けと香の物はお好みで・・・

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確かに鶏のスープのお茶なしお茶漬けだわ。ズズズィーーー。ふう!(・。・)お腹がちょうどいい感じ♪

ところで、石原さんご推薦のお店。教えていただけますか?
「洋食屋になるんですけれどもね・・・」
ほぉ~。
「そこが旨いんですよ。Bistro de 純っていうんです。特にオムレツのソースが・・・ボクは大好きですね!」
わかりましたー!それでは次のワタクシのミッションは→→洋食屋「Bistro de 純」。名前からすると老舗っぽいなぁ・・・行ってきます!!

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どうも今日はありがとうございました!石原さん入口の外まで見送ってくださって、中に入ってまた・・・

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ところで・・この日は「探偵ナイトスクープ」などで活躍中の石田靖さんも来ておられました。石田さんのブログ←2枚目の写真にワタクシのバッグ、写っておりますわ(^◇^)

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地鶏 美禄庵
神戸市中央区加納町3-12-7 山部ハイツ 1F
TEL 078(222)5668
営業時間 17:00~翌2:00(L.O.翌1:30)
定休日 日曜・祝日・祭日

おしながき コース料理

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コメント

なんと鮮度の良さそうな鶏さんたちでしょう!
美味しそうな煙の匂いがしてきそうだわー
石田靖さんのブログも見ましたよ。早坂さんの写真の方が腕前は上ね!もちろんインタビューもね^^ それにしても、うまそう~。

☆あんこさん

うぶぶぶぶぶ(><)あんこさ~ん・・・あちらは本業+お写真も素晴らしいので・・・そんなこと言っちゃ、メンメ!

ここはめっけもんでしたよ。こんな新鮮で自然に育てられた鶏を食べられるんですもの・・・。
「雛鶏の焼盛り」も気になりました。
寒くなったら鶏のスキヤキかな~。

やっぱり焼いた方がいいな☆
そして、
>オシャベリなんかしながらケッキョク彼女に全部焼いてもらっちゃいました!
私もこのパターン希望!

ところで冠三宝、マンゴープリンを頼もうと思ったら
ネット販売は中止しちゃいましたね。

☆ロレンスさん

お、ロレンスさんは焼派ですか!私はもしかしたら、炙り派かも・・・
で、焼いてもらい派?これはさすが江戸っ子!スッキリしてますね。
関西人はなぜか自分で焼きたくなるんですよ~。お好み焼やたこ焼き・・・焼肉はもちろん。だから焼鳥が自分で焼けるって画期的\(^O^)/・・・だって自分で色んな変化をつけながら焼けるし、タタキっぽくもできるし・・・ということになるんですよ~こっちでは。

ああ!そうそう(●。●; さっき冠三宝にTELしたら!ほんと!そうでした(;O;)
うへ(^O^)でも大丈夫!TELで注文して在庫確認してOKなら手に入るみたいですよ。
なんせ手づくり。供給が需要に追いつかない人気マンゴーになっちゃいました。

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