●“ザ・シェフリンク”第41弾!見事なサシ!肉汁ジュワ~ンの牛を食べつくす!!~神戸 名谷・焼肉しゃぶしゃぶ「羅生門」
ザ・シェフリンク41番目のお店。神戸は垂水区、肉の館「羅生門」名谷店。
ここ「羅生門」は創業38年目を向かえ、今や4店舗を展開。神戸の西に住む人たちにとって、焼肉といえば「羅生門」というほどの有名店です。
「羅生門」を紹介してくださったのは、な~るほど!神戸の西にお住まい。銀座鮨処「順」店長の柴田さんです。
こぎれいなお店ですね。ん!肉の館??・・・ステーキハウスとは違って牛のすべての部位を味わいつくす肉三昧!なお店のようです!うううー高まる期待感(●。●;
「あははは・・・あ!写真うつすのに口開けちゃった(><)」
いえ、その方が自然でいいですよ~。
オーナーの岡本さんです。明るくてサービス精神旺盛。この人にくっ付いていけば美味しいものが食べられる!と直感いたしましたね。
「私は人に恵まれましてね~。肉の業者さんや従業員の方たちや・・・」
ほんと、いまどき珍しい腰の低い方です。見習わなくっちゃ。
まずは・・・ヒンヤリと「鶏のたたき」。本当はもっと生に近い状態で出すそうですが、季節がら火を強めに通しているそうです。
それにしても綺麗な肉質。ん!美味しー!肉の旨味を引き立てているこの味はなんだぁ~・・・
これですよこれ!レホール。
西洋山葵ともホースラディッシュとも呼ばれるこの香辛料。鮮度が違いますね。すりたてなんでしょうか!?なんとも鮮烈サワヤカな味わい。
こちら、総料理長。加藤シェフです。
あれ?この方も美味しいものをすぐに見つけ出しちゃうタイプとお見受けいたしましたわ。
まずは、日本の焼肉店ならでは!薄切りロースの焼しゃぶです。
とその前にこのロースターの網にご注目・・・それが何か?・・・いえいえ、この網がミソなんですよ。「羅生門」にしかないセラミックコーティングした網。
肉が絶対に・・・ゼッタイに・・・ぜったいに・・・
・・・くっ付きませーん(^◇^) ご覧くださ~い。薄ーいお肉がまるで羽衣のようにヒラ~リヒラ~リひっくり返してもヒラ~リンコ。
普通、薄切り肉を網で焼しゃぶにしようとしてもくっ付いてバラバラになっちゃいますよね(><; 何だか不思議な光景ですわ♪
では、ちょっと失礼。ぽん酢でいただきますわね♪
わぁ~お!このミディアムレア(~。~) はぁ~~~・・・・
もう一枚、いただかせてください。・・・・あらん。ウエルダンでもなんて柔らかいの?さっぱりして健康的!
健康的といえばこのオニオンサラダ。これだけ玉葱を食べたら、思いっきりお肉食べてもOKだわ。
明石の醤油をベースにしたドレッシングと鰹節。よくしなって口が玉葱臭くならないように考えられてます。
うひゃ!和牛ヘレ♪これで1人前。キラキラと美しい肉です。
焼ける焼ける!くっ付かないから網が汚れないのも嬉しいですね・・・とか言いつつワタクシ、右の一番大きいのを狙っています(^◇^)
Get 成功!しかもミデアムレア。
ううううう~上品なお味。やわやわ~。美味し~(~。~)
ところでこのお味噌。オーナーの岡本さんがさかのぼること25年前、わざわざ韓国語を勉強して韓国に渡りこれぞと思うこの味噌の作り方を伝授してもらったと言う代物。一般的な豆板醤のように辛くはなく、コクがあって甘口。
ニンニクも苦手な人のために各自の好みでタレに入れるようになってます。
きのこが出てまいりました。題して「きのこの森」。え?きのこ盛り?いえいえ「きのこの森」です。ファンタジーな命名。
左から幻のきのことも言われる「はなびら茸」。そして「丹波しめじ」。その下が「椎茸」。続いて「ほたる茸」。さらに「エリンギ」と「はくれい茸(バイリング)」を掛け合わせた・・・なんて名前なんでしょね(^O^;
これは「エリンギ」の味を少し濃くした感じでした。
「丹波しめじ」と「椎茸」以外は一般には出回っていません。と言うことは・・・めったに食べられない(●。●)
「丹波しめじ」。かなり大きなしめじです。
「はなびら茸」。ぷりぷりとお肉のような歯ざわり。“はなびら”にタレが絡みやすくって美味し~。
そして極めつけはやはり「カルビ」!でございましょう~(^O^) え?極めつけは「牛タン」?ええ、そうおっしゃる方も多いんですがワタクシはカルビ命でございますの。なんたってカルビは肋骨の間のお肉。骨に近いお肉は最高ですわ♪ごめん遊ばせ。
カルビはこの絵の→「お肉の部位早わかり~☆」「ともバラ」と「なかバラ」なのですのよ~。
このサシの入り具合。どうです?たまりませんね~!
あ、もういいです。それくらいで食べちゃいます(^◇^)
ひゅ~。素晴らしい!肉汁がいい感じに溶け出して・・・ぺろりっ!
もっちもっちもっち・・・何だかつきたてのお餅みたいにもっちもっちして、いつまでもお口の中で美味し~いんですけれど。こんなカルビはじめてです。
脂が渦巻いてるところなんかもまたいいですね~。要は肉の旨味は脂の旨味なんですよね。
ところで、何でこんなにお肉美味しいんですか?仕入れ以外にも・・・あ!例えば牛一頭買っちゃうとか?
「いえ、一頭というか・・・牛の各部位を一頭分ずつ買うんです。例えばロースなら一頭分1m20cmくらいのものを買います。
肉は包丁を入れると同時に鮮度が落ちますから、一頭分を買って食べる直前に切ることができるのが大きなお店の利点ですね」
と、オーナーの岡本さん。ということは、大きなお肉をお店で切っているんですね。ぜひ見せてくださ~い(^O^) あ、その前に石焼ピピンバ食べてからですけれど・・・。
でました~(^O^) 石焼ビビンバで〆といたしましょう。
このオレンジ色の玉子の黄身がすごいですよ。ほら、こんなにスプーンで押さえても割れない・・・。割れた!とろ~りん。
玉子の下には特性の味噌が・・・。
かき混ぜかき混ぜかき混ぜ。あちちっ。
いっただっきまーす(^O^) おいしー。味噌の美味しさかな?油ひかえめでさっぱりとした日本人好みのお味に仕上がってますね~。あ、これにはワカメスープも付いていました。
こんにちはー☆ 厨房の国分さんです。
何を切るのかな~。わ!もしかして、これってカルビ?だってあばら骨の跡が・・・。
「これは、なかバラですね。
この同じ部位の中にも硬い部分と柔らかい部分があるんですよ。それを切り分けて、お客さまにお出しする時に偏らないようにします」
国分さんはどんどん、まるで肉に印でも付いているのかと思えるほど正確に切り分けていきます。
やっぱりそうですね、カルビ・・・え!鹿児島産の黒毛和牛なんですか!?そりゃ~美味しいはずですよ!大きさは1mくらいありますね。ううー。
「そして~、これが繊維にそって切ったワンブロックです。この繊維を断ち切る形に切り分けていくと一口大の柔らかいお肉になります。もし間違ってでも繊維にそって切ると、肉は噛み切れません」
へ~。実演を交えながらの説明、ものすごくよくわかりますね。しかしワタクシの目は・・・
・・・このサシに!サシに!釘づけ~(○。○; うまそ~・・・。
「二改さんも、撮って・・・撮って・・・」
という周りの声で我に返ると、この店で勤続30年近くになる二改さん。んん??このお店どういう構造になってるのかな。私は厨房の中にいるんだけど・・・スダレの向こうからにっこりポーズの二改さん。
「30年近くも働いていると、家族に連れられて来ていた小さな子が大人になって、こっちのことを覚えていてくれたりして・・・あ、なんて声かけてくれて。嬉しいですね」
と言っておられたのが印象的でした。
ところでオーナーの岡本さんが「あそこはいい仕事をしている」とおすすめのお店は、三宮は天麩羅「吟や」。
では、次回!天麩羅「吟や」。調べてまいりま~す。
あ~。美味しかったなー。やっぱりザ・シェフリンクで行くお店は安くても高くても味がワンランクも何ランクも、違うわ。ああ!!しまった!忘れてたー。肝心の→モツ。食べ忘れました。これではミッション、半ポッセボーやわ。
これを口実に、また食べに来ましょう、っと♪
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肉の館「羅生門」名谷店
神戸市垂水区名谷町字春日手2257-1
JR神戸線垂水駅 バス20分
山陽バス神和台停留所 徒歩2分
TEL 078(793)1129
0120(294)163
営業時間 11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 第3月曜日
コメント
肉が光に透けて見える写真がそそります!
私は薄切り派なもんで。
キノコも大好きなんだなぁ〜キノコ盛り森食べたいぜ。
Posted by: ヒロキエ | 2007年9月14日 20:34
☆ヒロキエさん
ヒロキエさんは薄切り派でしたか!!意外に意外ですぅ~。
このロース、ぽん酢で際限なく食べられそうでした。
チーズ好きは、もしかしてきのこ好きでもあるのかもしれない・・・。
Posted by: 早坂 | 2007年9月14日 22:48