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2006年10月 6日

●老舗ジュニアの店の絶品カレー&ハイシライス~南京町「洋食屋 アシエット」

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前にもすこし書きましたが、神戸の欧風料理の老舗中の老舗は「伊藤グリル」。大正12年に日本郵船のコックだった伊藤氏が船を降り、開業したお店。

そのカジュアル版がここ「洋食屋 アシエット」です。

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「わしが付いておるぞ、息子よ」

とばかりに「アシエット」をひっそりと見下ろしているタツノオトシゴ。「伊藤グリル」のシンボルです。

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私がここに大いに期待しているのがデミグラスソースなどのソース系。なぜなら昔は船の中では揚げ物は出来ない、冷蔵庫はない。そこで発展していったのが火を入れ続ければ腐らないシチューやソース。

「ポークチャップ」オーダーしました。一緒に行った友だちにこのデミグラスソースを自慢したかったから!

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コクがあるのにサラッとした、なぁ~んて上品なお味。「伊藤グリル」のソース借りてきて使ってるんじゃないかな~~~と、かすかな期待もあったりして・・・。

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そして私が期待をかけて応援し続けて来たビーフカレー。ついに完成しつつあるように思います。

思い返せば数年前、この店ができたてのころこのビーフカレーに出会ったのであります。上質の牛スジの歯応え。それに沿い従うようなシャリシャリとしたココナッツ。コクはどこまでも深く、甘くはなく辛くもない。もう、ノックダウンでした。

しかし、次に行ったときはどうしたことでしょう!牛スジの生臭さ。あ~~。あきらめきれずまた行くと、ノックダウンのおいしさ。喜んでまた行くと今度は塩辛い・・・・。

しかしもう大丈夫です。味がついに安定してきましたのでここで堂々、友人たちを誘ってまいりました。
(ちなみに、ラッキョウと福神漬けは隣に座ったおせっかいな友人が入れてくれたもので、出てきたときには乗ってはいません)

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職人風のシェフの方にスパイス以外何が入っているのか尋ねてみました。
コーヒー、バナナ、チャツネ、リンゴ、ヨーグルト、ココナッツとのこと。おうちカレーで奥様方が普通に入れるものばかりです。でもそれよりも何よりも、あっさり教えてくださったことにビックリしました。

今日もこの味にノックダウンでした。

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これは半年前に撮影したビーフカレーです。座った席が違うので写真の上ではすこし色は違いますが、味は同じでした。

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「ビーフカレー」よりカレーっぽい色をいたしておりますが、これは「ハヤシカレー」。これもまたコクのあるおいしい一品です。

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昼のオーダーストップギリギリに飛び込んだので帰るときは私たちだけ。

開店当初は白木の床だったんですが、黒っぽくなって年季が入ってきましたね、「アシエット」さん。

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洋食屋 アシエット
神戸市中央区元町通1-6-6伊藤グリルの1階
TEL:078(331)2818

カレーライス・・・・・・・・700円
和牛スジ肉ハヤシ・・・700円
ポークチャップ・・・・・・・800円

広島出張から帰ってきたダーリン。さて、私へのおみやげとは!!!

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ザ・も!み!じ!まんじゅーーーーーーーー!!!!

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箱、デカ!

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おいぴ~~~♪

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そして「あなごめし」。なんか高級そー。

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わ、焼きアナゴがびっしり。いいテリしてますね。

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うな重もいいけど、アナゴは身が引き締まってカリッと香ばしいところがいいんですよね。お腹イッパイでもあっさりしてて胸焼けしないし・・・・・。

は~ごちそうさまー。

売っている所
新幹線広島駅の改札の辺り一帯
藤い屋のもみじまんじゅう・・・・・700円
あじろや広島駅弁当のあなごめし・・・・・1260円

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コメント

だんな様、出張によく行かれるんですねー
そのたびにお土産いいなぁ~

>船の中では揚げ物は出来ない、冷蔵庫はない。そこで発展していったのが火を入れ続ければ腐らないシチューやソース。

って知らなかったぁ!なるほど~

早坂さん、まずいと思いつつ
また挑戦するのがスゴイ!!
わたしだったら食べなくなっちゃうかも。
でもそれだけ一回目に食べた味が
おいしかったんでしょうね~♡

そうなんですよ~。1回目の仰天おいしさと「伊藤グリル」に対する信頼ですね。

これはまだ発展途上だ、いや新米シェフにやらせてみてそのシェフがとちったんだとかいろいろ自分に言い聞かせて通いました。

でも、味が違ってたのは2回だけですからね♪

そうそう、船ネタは「伊藤グリル」のことを書いたHPからですよ。文字クリックしたいただければもっとウンチク書いてありますよ。

お土産いいですね

旦那様の愛を感じます

もみじ饅頭時期ですね

ここかい!たまに酷い状態に出くわすロシアンルーレットカレーちゅうのは。あ~味が安定してきたのね。良かった良かった。
お土産買ってきてくれたご主人に、ご褒美あげた?ほら背中からカーフ・ブランデ…。

竹さん、おはようございまーす。
いつだったか秋に安芸の宮島に行ったことがあったのですが、その時は気候も手伝って地元の方も驚くほどもみじが綺麗でした。

でも、宮島周辺では漫才のB&Bのおかげで1年365日、もみじ饅頭売っているんですけれどね・・・・・(^^)

ここだい!どうだB級メニューにチト慣れてなかったんだい。でもエビフライもすごいんだぞ→
http://www.kobekko-gohan.jp/2006/05/29/#000013

カーフ・焼印でしたっけ・・・・ヒロキエさんみたいに相手の背中の幅がないと、こっちがひっくり返るじゃないですか。

ところでヒロキエさんにロシアンルーレットカレーと命名いただいた私のコメントへのレスのあるエントリー(船場カリー)にTBさせていただきました♪

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