●海老フライの王様
カリッと揚がった海老フライの尻尾っておいしいですよね。えびせんみたいだし、海老のうまみって尻尾に一番集約されてません?
しかーしついに私は、尻尾が堅くて食べられないほど大きな海老を使った海老フライと出会ってしまったのでした。
場所は町の洋食屋さん「アシエット」です。見てください、この海老の勇姿。肩のあたりのリュウとした筋肉。そしてその、いかつい尻尾。
「アシエット」は、このマークの「伊藤グリル」という高級レストランが若い人に気軽に美味しいものを楽しんでもらおうと、その一階にわりと最近オープンさせたお店です。
二階のこの店は創業1923年の老舗レストランです。私の親に言わせると「伊藤グリル行ったことあるよ」なんてこと言うとかなりの自慢だったそうです。
さらに婚約者同士でデートをして、もしフィアンセが「今夜は伊藤グリルでいいですか」なーーーんて言っちゃたりするようなことがあれば、そのお嬢さんは結構な玉の輿に乗ったことを意味していました・・・とかなんとか、古い話だけどホントかな?
幼い頃からのそういう刷り込みがあるので、私にはとてもこの階段は上がれません。こうやって見上げているだけで充分です。慎み深く一階の「アシエット」に行くことにします。
ところがどっこい、この「アシエット」だってなかなかのものですよ。この海老、噛み切ろうとするとグリグリグリグリッて音がするんです。ようは歯応えがすごいんですな。(←なぜかオッサン言葉になっている・・・)
衣の薄さにも注目!キメの細かいパン粉です。タルタルソースも、酸っぱくなく脂っぽくもなくこんなにたくさん付いてるのにもっと付けたいくらいでした。
さんさんと降り注ぐ陽光の中の洋食屋さん。とっても幸せな気持ちになれたランチタイムでした。
早坂
コメント
凄く立派なエビフライですね~!きっと、おいしいに違いない・・・あ~、、お腹が減ってきました(笑)。
Posted by: D | 2006年5月29日 18:30
そうですよ~。すごく美味しいです。驚く無かれ夜も5時から、昼と同じ料金でやってます。一度お試しあれ!!
Posted by: 早坂 | 2006年5月29日 23:12