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2006年9月27日

●北インドの家庭料理の味~北野・山本通「デリー」

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トアロードからパールストリートがクロスする角を西へ数十メートルほどトコトコと歩いて行くと、インド料理の老舗「デリー」があります。今日はそこでお友達とランチして来ました。

ここはインド人が「ああ!これは故郷のママの味だ!」と、口をそろえて驚くと評判の店。神戸のインド料理店としては、昔からの老舗です。

お店の不思議な文字、ヒンディー語のナーガリー文字をきっとかなりデフォルメして「デリー」って書いてるんでしょうね♪読めないけど・・・。

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まずは美味しい!との噂を聞いていて迷わず注文した「チキンサモサ」の登場です。見るからにパリッパリです。ベジタリアンのためには「野菜サモサ」も用意されている気の配りようです。

さてこのお店のシェフ、インド人でしょうか?いいえ違うんです。

1963年インド人の家庭でメイドとして働いていた若菜チヨさんという方が、インドのあらゆる家庭料理をインド人から直接教わり自らも尋ねてまわってついに開いたお店です。今は2代目の息子さんが、その当時のままの同じ味を受け継いでいます。

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サモサにつけるソース。左はコリアンダーなどの香草類をペースト状にしたもの、右はトマトのペーストです。

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こうやって置いてみるとすごく綺麗!

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パリッ!サクッサクッサク。中は鶏のひき肉とタマネギ、そしてグリンピース。緑色のソースはさっぱりしていて意外ときつくありません。おいしいでーす。(心の声:ああ独り占めしたーい!)

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インド人のビジネスマンにとってはきっとここは会社の昼休みに入る「おふくろの味」食堂なんでしょう。

でも夜になると、色とりどりのサリーをまとった自慢のワイフと子供たちを連れてディナーに訪れる店でもあるようです。

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瑞々しいサラダ。でも、トマト切らしてたのかな?ちょっと残念。

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これは友達のオーダーしたビーフカレー。この状態ではお肉1つしか見えませんが、下に大きいのがゴロゴロ沈んでいました。
ちょっと味見させてもらいました。特別な香辛料は何1つそそり立ってはいません。塩辛くも脂っぽくも甘くもありません。が、かなりのコクがあります。深い味です。

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結構ご飯の量はボリュームあり。私は「ナン」にして正解でした。

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そして、私が注文したこの店で一番人気のチキンカレーです。トマトがたっぷり入っていて何となく爽やかなコクがあります。トマトを入れてから煮込みすぎないのがコツだそうです。でないとくどい味になってしまうとのこと。

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骨付きチキン。ほ~~ら、スプーンで崩れるほどの柔らかさ。パクリ!う~~ん。

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焼きたてのナン。
チキンカレーもビーフカレーもあまり辛さは感じませんが、それなりにうっすらと汗はかきます。
お店の奥さんが何度もお水を接ぎに来てくださいました。

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その後は甘くてミルキーなチャイで、まったりと・・・・。

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あらーこの方なんだか見たことありますね~。あ、テレビの『くいしん坊!万才』をやってらした方ですね。辰巳 琢郎さんだったかな?この時はまだかなりお若い。お隣におられるのがご主人の若菜さんです。

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1992年とありますね。そのころに放映されたんですね。他にも何人かテレビでおなじみのタレントさんたちのサインがありました。

ところで若菜さん、右手の指先にしびれを感じて医者にひじの筋肉の手術を勧められているそうです。でもその手術をするともう仕事は出来ない。40年も続けてきた仕事が出来なくなる。
「自分にはもうカレーを作ることしかないんです」
若菜さんは手術をしないことにされたそうです。

どうかどうか、この味を絶やさないで欲しいと心から願っています。

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デリー
神戸市中央区中山手通3-16-2
TEL:078(221)3333
営業時間:11:30~LO14:00、17:00~LO20:00
お昼のサービスランチ
チキンカレーセット(ライスorナン・サラダ)・・・・・840円
ビーフカレーセット(ライスorナン・サラダ)・・・・・840円
                +110円でコーヒーOR紅茶
チキンサモサ(4個)・・・・・・380円

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コメント

インドのお客さんが
来ているということは
ホントに本場の味なんでしょうねー
わたしもナン派です♡
インドカレー=もたれるっていうイメージがあるのだけど
ココのカレーはどうでしたか?
山口にはインドの方がやっているカレー屋さんがあるのだけど
もたれるイメージが離れずなかなか
行く気がおきないんですよねー
でもこの画像見てたら行きたくなりました♬

カレーっていつまでも誰にとっても永遠のアイドルメニューな気がします☆
チキンカレーおいしいですよね〜
あたしも大好きです。
それにしても、ほんとこれからもこの素敵なお店が続いてほしいですね☆

まだ行ったことありませんが、神戸に似合うインド料理屋さんが、なくなりませんように....。

インド料理てしっかり食べたことないですが

ナンとかは食べましたが

カレーにあいますね

インドの方が見えるんですし

美味しいでしょうね

いぬこさんこんにちはー。
私見ですが、インド料理に関して言えばなぜかインド人がやっているからおいしいというわけでもないような気がしているんです。

中華料理や韓国料理はシェフをガラス張りのオープンキッチンに立たせても日本人と区別が付かないので、まさに味で勝負!となります。
でも、インド人はキッチンにいるだけで=おいしいインド料理ってことになってある意味徳してるな~と思います。

実は今まで2軒、インド人の経営している店で写真まで撮ったのにブログにUPしなかったお店があるんです。ひとつは不味かったから。もうひとつはこっそり隠れるようにしてビニールパックに入った出来合いカレーを鍋に入れているのを見てしまったから・・・・。(^O^)

インド人の知人が言ってました。「何でインド人だからって誰でもがインド料理作れると思うのよ~」って。これには笑っちゃいましたけど・・・。

おーcheap frillさんお元気ですかー。
でも、オーナーさん62歳だしな~、もしお召し上がりになりたければ早く行ったほうがいいかも・・・。

「デリー」は通称「パールストリート」沿いにあります。でもなぜ道にそんな名前が付いたか不思議でしょ~。

それは日本の真珠のほとんどが神戸で加工されているんですが、神戸のインド人の多くがそれに関わっています。このストリート(東西に通る道)沿いにはたくさんのインド人の真珠会社があります。だから「パールストリート」って呼ばれるようになったみたいです。

そこの人たちはわざわざ「デリー」を選んで食べにきています。ほかに、インド人の経営するインド料理店はイッパイあるのに・・・・・。「デリー」もインド人の永遠のアイドルレストラン?

ちなみに東京・神奈川についで神戸は3番目にインド人の多い都市なんですって。マンション建ててインドから親族縁者みんな呼び寄せて住んでいる方たちが多いです。みんなでわいわい暮らせて楽しそうでしょ。

こんばんは、竹さん。
ここのオーナーの若菜さんはある意味日本料理人に通じるものがあるな~と思いました。

若菜さんは10種類のオーソドックスなスパイスしか使わないんだそうです。普通の人が作ったら何の感動もないカレーになると思うのですが、彼が作ると感動モノのおいしさになります。

目で見て手で触ればもう味が分かるのだそうです。

そうやって極めるというところが日本料理の板前さんに通じるものがあると思いませんか?

早坂さん。私ってナイス!昨日早坂さんにまだ脂っこいものは食べちゃだめって言われてたのに、今日お友達と心斎橋でインド人の経営するカレーやさんに行きましたよ。ナイスでしょ~。私ナン大好きなの。
ところで関大前には突出するカレーやさんといわれるカレーやさんがありますがね。もう一件のほうがナンが食べられる。・・・って関係ないね。

コングラッチュレイション!!!akohoiさん!

それはきっといいカレー屋さんだったのね!脂っこいカレーを出すのが悪いカレー屋さん(?)だと私は思ってるんだけど・・。。どうだった?日本のカレーみたいに小麦粉入れてどろっとさせない場合が多いからサラッとしてた?(日本のジャガイモ入りカレーももちろん好きよっ)
カレーって要は薬草スープだから、本来はカラダにいいものばかり入ってるはずなんだよね。

ところで神戸にインドで作った本物の冷凍ナン売ってる店見つけちゃったー♪フライパンで焼きなおせが復元されるんだって。

でもホント良かった!ただしまだ養生に怠りなしよ。

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