2006年09月04日

●有機野菜と獲れたての魚でその日のメニューが決まる~神戸・下山手通り「トラットリア マルコ」

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今日はお野菜の美味しいイタリアンのご紹介です。
先週の土曜日のお昼、私と仕事を終えたダーリンはどこかランチの美味しいイタリアンはないかなと下山手通り界隈をキョロキョロ。と、元町を北に向かう坂、通称「鯉川筋」の途中に見落としそうなほどに間口の狭い店を見つけました。「トラットリア マルコ」です。で、さっそく入店。ランチタイムで全席埋ってましたが、それでも待つこと10分足らずでいい感じのテーブル席に案内していただけました。

店は狭くても、ここには有機農業をやっている契約農家から毎日のように連絡が入るそうです。
シェフのお名前は鍛冶さん。人気店の「ターナ トツボ」で元神戸ポートピアホテル副料理長の下、修行された方とのこと。鍛冶シェフは毎朝市場に魚を仕入れ行くのが一番の楽しみだそうです。

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ささやかですが、看板です。写真ポチッとしていただければこの日のメニューが分かります。メニューは市場に行ってその日に決めるので、その日になるまで分かりません。なんかお母さんの料理みたい・・・・。

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これが店の横幅。4、5メートルというところでしょうか?店に入ったとたんオリーブオイルとにんにくのあまりのいい匂いに圧倒されました。
この奥さまたち、どうやら全員でイタリア旅行をされたお仲間みたい。全員その時の写真を持ち寄ってもう大はしゃぎ!こういうオバちゃんたちパワーは店の雰囲気を愉しく盛り上げる効果絶大で、何だか聞いてるこっちまで、何度も吹きだしそうになりました。

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私オーダーのマルコのランチ。前菜が出てきました。

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「ブッファーラ」と言う水牛のミルクから作ったチーズです。
思わずライオンとも互角に戦うアフリカ水牛の映像が目に浮かんでしまったので「水牛っておとなしく乳搾りさせてくれるんですか?」と????なことを尋ねてしまいました。
上にかかっているのは「サルバーニョ」と言うオリーブオイルとバジルです。
チーズは表面2、3ミリは歯応えがあって中は柔らか。お味は始めかすかな苦味。後突如クリーミーになるという感じです。

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この、すごい新鮮なカンパチ。オリーブオイルとレモン、名前を知らないハーブと共に。
こうやって食べると刺身も醤油などの塩分の助けなしで十分においしいんですね。トゥルンって感じの舌触りでした。

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パンは2種類。

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ダーリン、オーダーのパスタランチのパスタ。奄美産のアサリと緑のものは「甘長」と言うあまり辛くない唐辛子です。
ちょっと食べさせてもらったのですが、アサリと甘長のコンビネーションが独特の世界を作ってましたねー。
こうやってあらためて写真を見ると、あさり、かなり入ってます。

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「ポテトの冷製スープ」。上に自慢のオリーブオイルがちょこっとかかっています。生クリームたっぷりのスープです。

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そして私のメイン。「名古屋地鶏のグリル」。

ちょっとお野菜に着目!左斜め下と右斜め上は皮付きジャガイモなんですが、皮の色がむらさきで中は黄色いジャガイモ。さり気なく凝ってます。そして最近出回り始めたズッキーニも。さらに甘長。

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地鶏だけあってナイフで切るときの感じが、なんかグリグリグリって粘っこいんですよ。おいしーー。

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デザートはヨーグルトのムースとヨーグルトのシャーベット&泡たちコーヒー。コーヒーはイタリアンらしく苦味中心ですが、コクも強かったのでリッチな気分でした。

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給仕した下さったハンサムなお兄ちゃん。
こうやってお客さん1組1組をドアの外までお見送りしてくださいます。バイバーイ。またねー。ごちそうさま!

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トラットリア マルコ
神戸市中央区下山手通3-6-5
TEL:078(332)4758
営業時間11:30~LO14:00
17:00~LO22:00
定休日:水曜日

日替わりパスタランチ・・・・・・1000円
MARCOのランチ・・・・・・・・・・1500円+(300円:肉料理にしたので)

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